次の「ロボットアニメじゃなくてもいいんじゃないか」枠はなにかという話:2

前回の続きを……って、前回は一年近くまえですか。

 

前回は、巨大ヒーロー作品ならウルトラシリーズである、という話でしたので、次は等身大ヒーローをあつかいましょう。「等身大ヒーロー」の定義としては、作品のメインになるガジェットが、一人の人間が持てる・着れるていどサイズに収まるもの、とします。

 

さて巨大ヒーローがウルトラマンなら、ではこちらは仮面ライダーシリーズが最有力……とは限りません。等身大ヒーローは巨大ヒーローと違い、該当する作品はアニメにも豊富にあります。既参戦作品であれば、テッカマンブレードがそれにあたりますが、一方で仮面ライダーにはアニメ作品はありませんからね。

 

ただ「生身の人間と生身の人間が戦う」作品は、あまりないかなと思います。敵役が怪人や怪物、せめてパワードスーツなどに乗っている作品のほうが有力でしょう。他のロボットアニメの主人公たちが、巨大ロボットに乗って生身の人間を倒すのは、絵面としてよくないでしょうし。まあ、イクサー2やジャック・スミスのような、見た目はふつうの人間、という前例もあるので、絶対ではないと思いますが。

 

なので、等身大ヒーローもの作品からは、変身ヒーローもの(バトルスーツものを含む)でしょうか。特撮ならば仮面ライダーや、巨大ヒーローとの中間としてスーパー戦隊シリーズ。アニメならば……これは前述のようにたくさんありますが、私は意外にガイバーあたりがありえるのではないかと睨んでいます。

次の「ロボットアニメじゃなくてもいいんじゃないか」枠はなにかという話

前回と同じくスパロボの話ですが

 

近年のスパロボでは、ロボットアニメではない作品が

1~2作品ほど参戦することが多いようです。

次のスパロボはどうやら三十周年記念作のようですから、

この流れは継続されるのではと推測します。

では、それはどういう作品なんだろうかーという話です。

と言っても単にロボットアニメじゃない作品というだけでは

膨大な数があってとても追いつきませんので、

ジャンルごとにわけて考えてみます。

 

さて創作の流れとしてのロボットアニメは「巨大ヒーローもの」の系譜に属します。

すなわち、ウルトラマンに代表される作品群ですね。

……いきなり結論が出ました。

つまり「ロボットアニメを除いた巨大ヒーローもの」というジャンルからは

ウルトラシリーズ(のどれか)が最有力です。

というか、このジャンルは基本的にウルトラシリーズの一強ですし……。

また、スパロボの源流たるコンパチシリーズに出ていますからね。

ガメラや一時期のゴジラのようなヒーロー要素が強い怪獣ものなども

じゅうぶんありえるかと思いますが。

 

基本的にはアニメ作品が有力であろうと考えますので、

具体的な候補は「ザ☆ウルトラマン」「ウルトラマンUSA」

というあたりでしょうか……え、いまいちマイナーだって?

 

(続く予定)

 

銀英伝はスパロボに参戦できるのかという話

備忘録というか、ヒマつぶしに考えたことの整理として。

 

 

さて第一に「権利的に可能か?」という点。

これはおそらく石黒版、ノイエ版ともに可能だと思われます。

ちょっと古い話ですが、2008年にバンダイナムコから

石黒版のPCゲームが発売されていますし、

コーエーテクモは今年、三国志14ならびに真・三国無双8でコラボしています。

ほかゲーム以外でもコラボを行っており、比較的この種の企画に寛容な印象ですから。

 近年のスパロボは海外(韓国台湾香港シンガポールなど)での販売を行うので

海外での権利事情も絡むため、そこが不確定要素ではありますが。

 

なお、らいとすたっふの安達裕章氏は、20年3月12日の公式放送において

上記以外にもコラボ企画がいろいろ進行中であるとおっしゃっています。

スパロボも期待していい!?

 

 

 

では参戦可能だとして、石黒版とノイエ版はどっちが有力かという話。

結論から述べれば、現時点では石黒版だと思います。

 

石黒版は物語をひと通りアニメ化しています。

つまりキャラクターやメカニック、

そのほか小物等のデザインが不足なく存在します。

英伝は長編ですから、スパロボですべてを扱うことは不可能です。

したがってどこかを切り取らなければなりませんが、

その取捨選択の幅が広ければやりやすいでしょう。

「ロボットアニメじゃなくてもいいんじゃないか枠」の作品の

再参戦は難しいと思われ、この点が非常に重要だと考えます。

ネックは古いことですが、

展開期間は88年から2000年まで、主に90年代がメインの作品ですので

今のスパロボでは古すぎるとは言えないでしょう。

 

 

ノイエ版はその逆になります。

新しいという一点に於いて優位ですが、

しかし、原作でいえば第二巻までしか映像化されていない以上、

全般的に素材が不足しています。

具体的には、あのオーベルシュタインの犬が出てない……というのは冗談ですが

 原作の中盤から後半にかけて重要な役割を担う、

あのひとやこのひと(ネタばれ配慮)もまだ出てないのは、やはり……ね。

お話自体は、原作の使用許諾も得てそこから持ってくればいいかと思いますが、

取捨選択の幅が狭いのは否めないでしょうし。

また同盟軍の装甲服や帝国軍のパイロットスーツといった小物も未登場ですので

かゆいところに手が届かない、作りにくい感があります。

 

あともうひとつ、商売的な話として、

石黒版で参戦させておいて、のちノイエ版で再参戦するという手はいけるでしょうが、

その逆はやりにくいのでは?ということもありますが。

 

 

第二巻。


今巻では、ラインハルトと対をなす自由惑星同盟側のヤン・ウェンリーの登場です。
ラインハルトの物語がキルヒアイスとの出会いから語られるのと同様、
ヤンの物語もまた、ユリアン・ミンツとの出会いから始まる、
というわけです。


とくに、一巻でキルヒアイスがミューゼル姉弟の騎士になることを誓う場面と
ヤンがユリアンを迎え入れる場面の対比がよいですね


余談ですが、原作でのヤンには、小動物を飼って自分を慰める趣味はない、
という描写があります。
おそらく本作でもそれは変わらないと思うのですが、
それを踏まえてこの場面を見ると、原作とは違うにも関わらず、
「ああ、ヤン・ウェンリーだな」と腑に落ちます。
藤崎氏はヤンが一番好きと仰ってますが、このあたりはさすがです。

いわゆる「フジリュー版銀英伝」です
藤崎氏が銀河英雄伝説の大ファンだということは有名ですけども、
この表紙の気合の入り具合を見れば、氏の意気込みが判ろうというものですね




個人的には、ある程度単行本が出てから、
まとめて読んだほうがいいんじゃなかろうかと思いますが……
4〜5巻くらいかなぁ?

タイタニア5巻読了。



綺麗にまとまってます。
ただし、あくまでもジュスランの物語としては、であって。
当初もう一人の主人公であったはずのヒューリックは脇役よりマシ、
程度になっちゃってますね。
イドリスよりは目立つか、くらい。


自分ならこうするのに、と思うのは私がすれたからかなぁ
具体的に言うと
・黒太子沈め(なくてもいいが行動不能にす)るのはヒューリックの詭計にする
・ハルシャ6世の出番を入れる
藩王に話しかけるのはドクター・リーではなくヒューリックにする
・セラとフランシアを合流させて共闘させる
あたりかな?
あと3巻か4巻でセラにヒューリックを叱咤させるくらいのことはしておくかなぁと
ミランダがセラの役を取りすぎかなと。
ま、細かいことですけどもね。


それにしても、十代のころから追っていた作品が遂に完結したことについては感無量です
あとはアルスラーン戦記ですね、創竜伝はもう期待してませんので(をい